働き方と不妊を考える

働き方問題と不妊の関係は切っても切り離せない
私はそう思います。

女性社員の自殺問題を受けて、長時間労働の在り方が話題に上っていますが…
「繁忙期 最大100時間」
このニュースを見た時に愕然としました。

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私は会社員時代10年ちょっと労働組合とは無縁の会社で働いてました。
なので、この取り決めに関してはあまりくわしくありません。

それでも…
最大100時間って
毎日5時間残業

もちろん、それを毎月は続けてはいけないけど…
繁忙期はそれが許される。

結局はこういう事を国が認めるから、経営者は真剣に残業させない対策を考えない。
納期をうまく調整させ、シフトをうまくくめば
従業員をMAXまで労働させる方法だって出てくる。

私はそれこそ6年前までは、馬鹿がつくぐらい残業をして働いていました。
だから月100時間の大変さは身を持って体感しているし、
何カ月も出来る事じゃないのも知っているし、
潜在的な不調をたくさん抱えていた。

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当たり前だけど長時間労働は人の身体を狂わす。
特に女性は、ホルモンバランスが一定でないから、男性と同じようには働けない。
そもそも男性だって、過剰なオーバーワークは心身共にダメージが大きいし、
そもそも過労死を基準に労働時間を考える事がおかしい。
その手前の健康の害に関してはどう考えているのか?とすら思う。

今思えば私の不妊の原因はオーバーワーク。
頭痛に生理不順に蕁麻疹・不眠
あらゆる身体の声を無視し続けて働き続けていた。

それでも会社の中で自分のポジションを維持するためには
仕方のないことだった。

社内の現状をみれば、業務量軽減を頼む事は出来ない。
それと同時に自分の仕事を失う事も怖かった。

結局は自分で自分を追い込み、最終的には退職という結論に至った私。
後悔していないといえばうそになる。

今でも長時間労働や保活のニュースを見ると思う。
女性だけの働き方を見直すのではなく、
男女ともに働き方を見なおすことが必要なのではないかと。

会社全体のオーバーワークを見直すことで、体調に悩む人はぐっと減るだろうし、
男性の平日の育児参加を当たり前にすることで、
保活問題にだって新たな流れがくるかもしれない。

どうして、女性だけが何かを犠牲にしなければいけないのか?
社会でのやりがいと子どもを持つこと、なぜこの2つの両立がこれほどに難しいのか?

出産するタイミングに悩み
いざ、妊活をスタートさせたら不妊に悩み
ようやく授かり、子どもを出産したものの保活に悩み
なんとか保育園にいれたものの…
時短勤務では産前とは同じポジションに戻せないと言われ
子どもが熱を出せば周りに誤り
学級閉鎖になれば白い目を向けられ…

大げさに見えるようで、実はこんな悩みを抱えた女性は五万といるはず。
そして、そんな先輩達をみて子どもを持つことを躊躇する後輩女性も…

先日のサラリーマン川柳がまさにそんな世相を表していた
「待機児童 二人目産むのも 待機しそう」

サラリーマン川柳ってちょっとふっと吹き出す、そんな川柳がほとんどなのに…
これは、笑いごとではない。

妊娠にはリミットがあるってこと。
先延ばしにすればするほど、妊娠しにくくなること。
確かに、40代後半でも 50代でも妊娠症例はある。
でもそれはあくまでも症例。
みんながその通りになるわけじゃない。

だからこそ、
「産みたいと願う女性が産める社会」をつくる事が必要になってくる。

オーバーワークが女性本来の身体のリズムを狂わし、
女性ホルモンのバランスを崩した結果、妊娠しにくくなることもある。

待機児童や社内での調整で出産のタイミングを気にしている間に、
妊娠しにくい年齢に突入することも…

働き方、社会の在り方を無視して、不妊という問題は語れないところまで来ているんだと思う。

そしてこれは女性だけが頑張っても解決しない問題。
というより、女性だけの問題ではないという認識が必要

「不妊」を他人事にしない社会をつくらない限り、
いつまでたってもこの問題はなくらない。

長時間労働も不妊も少子化も保活も根底ではつながっている問題
結局は、今ある社会問題解決に関しても根本解決ではなくて
対処療法しか出来てない状況なんだと思う。

注釈:
保活:保育園入所に関わる活動 待機児童問題の多い場所では妊娠前から考えておかなければならない問題とも言われている。

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