ご感想集から見た『妊活サポーターのためのワークショップ』 

2017年11月16日に、大阪で開催した『妊活サポーターのためのワークショップ』。

こちらは、WLSがずっと温め続けていた企画であり、『妊活をしているひとを支える側』のためのワークショップでした。

不妊で悩んだ経験を持つ、もしくは不妊で悩む人を目の当たりにし続けている6人が、自分たちに出来ることを問い続けて立ち上げたプロジェクト。
この思いに共感してくださった、様々な立場の方々がご参加くださり、大盛況のうちにワークショップを終えることが出来ました。

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講座開催後、熱い思いの消えないうちから、Facebookに、ブログにと、皆様が個々にご感想を寄せてくださっています。
読むたび、読み返すたびに、開催してよかったという思いが沸き上がるものばかり。

一部ではありますが、皆様のご感想とともに、講座を振り返りたいと思います。


今回のワークショップはまず、WLSの3人の講師が、それぞれミニ講座を行いました。

助産師の林裕子さん『妊娠・不妊の基礎知識』

看護師の牧香奈子さん『妊娠につながる細胞レベルの食とは』

FPの宮野真弓さん『不妊にまつわるお金の話』

参加される皆さんは、妊娠・出産をサポートする立場ではあっても、それぞれの背景や持つ資格は様々。
だからこそ、まずは妊娠の基礎知識、『今の不妊治療』のスタンダード、どういうアプローチがあるのか、どれくらいの人数が、どれくらいのお金を払って行う治療なのかを改めて学び、立ち位置をフラットにしました。

セラピストの小原さんのご感想

講師の方は、みなさん不妊治療経験者。

さらに、体外受精でお子さんを授かった講師の方もいて実体験もたくさんお聞きしました。
私自身、ありがたい事に妊娠出産に関しては特に問題もなく過ごしてきたので
こんなに大変な思いをされてるのか…
なんとなくお金もかかるとは聞いてたけど、こんなにかかるんだ… と、
今の女性や社会の現状を目の当たりにして、驚きと少しのショックがありました。clip_now_20171126_015841~2今では、5人に1人が不妊治療をするという時代。
以前、どこかで私たちの子供たち世代になったら、
自然妊娠する事の方が珍しい時代になるかも。
なんて話を聞いた事もあったなぁ〜って思い出しました。

 

医療者ではない参加者の方もたくさんいらっしゃった今回の講座。
こうして小原さんが下さったご感想は、まさに当事者の女性たちの気持ちに近いものだと思います。

どんな資格でも、知識でも、専門家にかなう人はいません。
そして、全ての知識を網羅する、都合のよい存在もいません。

だからこそ、妊活を行っている女性たちの気持ちに寄り添いつつ、多角的な方面から、プロの癒しや、支え、サポートが出来る存在になりたい。
これが、WLSのプロジェクトの始まりです。

カウンセラーの堀田様のご感想より

妊活サポーターと一口に言ってもというかその場にカウンセラーはどうも1人だけのようで
管理栄養士さん、鍼灸師さん、アロマセラピストさん、作業療法士さんと多彩な顔ぶれでした。
ワークショップなので、ディスカッションもフィードバックもあり、色々な刺激を受けました。
こんなたくさんの人が参加されていました。

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そんな中で、改めて自分の立ち位置というか、
自分にできることを考える時間ともなり とても有意義な時間になりました。

妊活といっても、不妊治療をしている方ばかりではないことも再確認。

私は普段、不妊治療をしている方へのカウンセリングが中心ですし 啓発活動として、不妊の基礎知識や不妊当事者が感じている身体的負担、経済的負担、精神的負担、時間的負担の4つの負担などの話をしているので、 結構当たり前に思っていることも、

まだまだ一般的には当たり前ではなかったな~と思ったりもしました。

 

 

今回、実際に不妊の方をサポートをする側の皆様が集まってくださいましたが、その背景や、持っている資格、関わり方は本当に様々でした。

そして、皆様が仰っているのが、『自分が持つ手段で関わる以外に、どんな方法があるのか、どんなアプローチがあるのかを知る機会が、なかなかない』というご意見。

堀田さんが仰っているように、『自分の立ち位置』『自分が出来ること』を自覚しながら、当事者を抱え込まないこと、専門外のことは、専門の人にゆだねていくこと、そのための横のつながりの大切さを知ることのできた集まりともなりました。



管理栄養士の日比野様のご感想より

私は、高度不妊治療の経験者ではありませんが、自身の妊活にはとても不安がありましたし、誰かに相談したいけど、誰に?どこに?という感じでした。

今回、このワークショップの参加者の方々は、管理栄養士や不妊専門カウンセラー、アロマセラピストや鍼灸師、作業療法士と、多岐に渡る専門家が集まりました。
みなさん前のめりになって、貴重な楽しい時間を共有しましたよおねがい
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専門家の横の繋がりが、今後大きな渦となって、妊娠を通して健康面からサポートして行く活動は、考えただけでもわくわくしますし、妊娠に悩んでから支援するのではなく、妊娠を考える前から、そして出産後、産後への支援へ繋げていきたい。

 

不妊治療をリードする役割を担うのが医師だという状況は、多々あります。
特に、高度不妊治療の場合は、そういう場面も多いでしょう。

ですが、医師は忙しく、当事者である女性や家族とじっくり時間を割いて話をする機会を持つことが難しい存在でもあります。
ともすれば、悩む女性への気持ちは置き去りのまま、治療だけが進んで行くことにもなりかねません。

また、病院にかかる以前の、『もしかしたら?』と悩むレベルの女性までは、医師の立場からはなかなかフォローが行き届きません。

日比野さんが書いてくださっているように、健康なうちから、出来るなら妊娠を意識する前の時期から、妊娠への動きを意識した生活や生き方、人生の選択が出来るように、いろいろな職種の人間が様々な場面からアプローチできるようにしたい。

今回のワークショップで気付いていただきたいと感じていた狙いのひとつでもあります。



セミナー講師の平井様のご感想より

同じテーブルになった方々とは、ワークショップを通じて自分たちの想いや活動、これからの課題を共有させていただきました。

様々な形で妊活をサポートされている方々ってこんなにもいらっしゃるんです!!!

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赤ちゃんが喜ぶ子宮づくりをお伝えしている私ですが、不妊治療の経験がありません。
年齢や状況などで、不妊治療と並行して受講してくださったりしている受講生さんがいる中で、不妊治療に対する知識が乏しいなと自分で感じていたのです。

リアルなお声を聞けて、また、お金の面から見る不妊治療に関する話を学べたことは、とっても貴重だったなと思います。

助産師さん、看護師さん、FPさん、薬剤師さん、管理栄養士さん…
様々な職種の方が連携されている強さをひしひしと感じました。

 

不妊治療の経験が無いと、妊活のサポートは出来ないのか?
参加者の方達の中にも、妊活の経験がない方はたくさんいらっしゃいました。

けれど、5人にひとりが不妊治療で子どもを授かると言われている時代になって、治療の経験は無くとも、女性の身体やライフスタイルに関わる知識を豊富に持っている人、専門家への繋がりを持つサポーターの存在は、貴重になってきます。

今回の講座の時も、ワークの時間や、行き帰りの道で、ランチの時間にと、皆様がそれぞれに繋がり、交流を持ってくださったことも嬉しく思います。


各々ランチを終えて、講座は午後の部へ。

午後は、講師の実体験を織り交ぜた寸劇を織り交ぜながら、『不妊治療あるある』と呟きたくなるような、女性の悩みについて、皆さんにディスカッションをしていただきました。

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正しい答えがあるものではなく、それぞれの専門家が、どんな意見を出すのか、どんな視点で事例を見ているのかを知ることのできる貴重な場になりました。

【セラピストの永塚様のご感想より】

私のような妊活の場合、治療をはじめたのは20代後半でしたが
ステップアップするのも勇気がなく
同じ治療を続けていたのが結果的に遠回りになってしまったかもしれません。
妊活をはじめていく中で
①金銭的な事(治療費など)
②体調や心のケア
③仕事と治療の両立
④職場の理解(休みを取るなど)
など色々な事が関わってくる事も
ワークショップ中に出てきました。
私自身も①〜④
壁にぶち当たりました。
女性ばかりの職場だからと言って治療に理解あるとも限りません。
実際、上司に妊活経験がない場合は
全てを理解してもらう事は難しい場合もあるかもしれません。 

 

実際に、多くの女性が治療を始めて悩むことを取り上げたので、参加者の中には深く頷いている方もいらっしゃいました。
働くことと治療のはざまで悩む女性の事例には、私自身の気持ちも含まれています。

周囲の心無い一言にひどく傷つくことがあっても、妊活を知らない人からすると悪気のない言葉だったりする。
知らないとサポートできないし、気遣うこともできない。

当事者はプライベートな話題だから、なかなか人に言えることではない。
助けてと言いにくい…。

この、妊活中の孤独になりがちな女性とその家族を、上手にサポートできる立場が、私たち。
だから、どんな風にサポートができるのか、その手段をたくさん知っておくことが大事なのです。

今回も、ディスカッションで、他業種の方から聞く意見が新鮮で、視野が広がることを実感してもらえたと思います。


【月経ライフナビゲーターの井上様のご感想】

午後からは、主催者さん方の実体験を交えた妊娠に関する劇を見て

自分たちには何が出来るか?劇の主人公の私生活から

見えてくる問題点やサポートできることについてを同じくテーブルの方々とディスカッション。

劇から見て取れるOLさん方の実情を目の当たりにして少しビックリしたのと
『こんな現実が世の中に溢れているんだろうなぁ。
今日、その中のひとコマを見せて頂けて良かった、もっと沢山の方々に会って
 の現状を知りたい!』という思いがフツフツと沸いてきました。

私には、何が出来るのだろ・・・。
昨日は昨日で思いつく事をディスカッションしましたが、
思い浮かばなかった事も経験を重ねる度につれて昨日の事がもっと生きてくる。

グループワークの纏めで出てきた皆でサポートしていきたい事や
ポイント・アプローチ先などを胸に今私の出来る事から取り組んでいきます。

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「私に何ができるのか」と常に自問自答し、知識を最新のものにアップデートして、課題に取り組み続けること。
これが、私たちサポーターの役割のひとつでもあると思います。

医学の進歩、そして社会の変化で、一度学んだ知識はどんどん変化していきます。
少し前まで、不妊に悩む人の人数は、20年前で27人に1人、10年前は、10人に1人と言われていました。

不妊治療がメジャーになってきた今では、5人に1人と言われる昨今。
だからこそ、常に変わり続ける治療や現場、世論を、きちんと知ろうとする姿勢が必要。
学び続けるための場を、ともに設けていくことが出来れば…というのも、私たちの願いです。


セミナー講師樋口様のご感想

私は、子どもが欲しいという想いを持っている人たちが
自分の考えだけに固執せず、
また病院の先生の話だけを鵜呑みにせず
もっとオープンに話せる人を見付けて、
気軽に相談できるようになればいいのになぁと思いました。

ネットやテレビで仕入れた情報では偏りもあります。

正直、
即効 ・ 簡単 ・ 楽チン
コレを飲めば ・ コレを持てば
な~んてものはないに等しいのですから ポーン

 

私たちが視野を広く持って女性に関り続けると、女性の視野も広げることが出来ます。

ひとつの治療法、一つの薬、病院やセラピー、考え方、生き方、考え方。
何かに依存したり、頼り続ける生き方ではなく、主体的に『選んで生きる」ことのきっかけをつかんでもらえるかもしれない。

そうすることで、もしかすると治療に自然と区切りをつけるカップルや、妊娠だけを選択肢にしない生き方に気づくかもしれない。
『妊娠はゴールではない』と知って、不妊治療のレールに自ら乗ることと、流されるままに妊娠にたどり着く不妊治療では、出産後の女性の気持ちの変化も違うはずです。

私たちは人生を俯瞰し、長い目で女性の人生を支え続けるサポーターでいたい。
樋口さんのご感想からも、そう感じます。


 管理栄養士の開地様のご感想】

ネガティブなお話はあまりしたくないですが
現実を知ることも大事です。

知って行動することと、
何も知らないで時が過ぎることは
全く違う事だと思うんですよねショボーン

そのためにも、やっぱり
《知識》って本当に大事なんです笑い泣き

そして、「正しい知識」これが本当に大事、、、。
今回のWSでもここが大きくテーマになっていました。

これだけ気軽にネットで調べれる現代で
気軽に調べれる分不確かな情報や
科学的根拠のない話
逆に体にとって悪い事をしていたり、、、

一言で【学ぶ】と言っても
「だれから学ぶか、どこからの知識なのか」
これも本当に大事です。

 

気軽に発信をすることのできる世の中だからこそ、情報の価値を私達は大事にします。

間違ったことを鵜呑みにすることで失うものは、健康、時間、お金、信用……本当に多くのものを失います。
だからこそ、私たちWLSのメンバーは、情報の信頼性にこだわり、新しい情報を追求し続けています。

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『誰から情報を得るか』と思ったときに、選ばれる存在でいたい。
嘘や眉唾物の情報で、誰かを傷つけてはいけない。
その思いを、この1日の講座でも、熱く伝えてきました。

私たちの思いも熱いけれど、同じくらい、皆さんから感じる熱意、その熱量に圧倒されました。
皆様から頂いたご感想は、どれも本当に『これからの妊活サポート』を担う仲間として、私の行動は間違っていなかったと感じられる頼りがいのあるものばかり。私たちも、たくさんの視点からアプローチを試みる皆様の声に、刺激と学びを多く得ることが出来ました。

ご参加くださった皆様、そしてご感想をブログやfacebookにあげてくださった皆様に、心からの感謝と、お礼を申し上げます。

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