不妊治療退職④ 退職を防ぐ為に「不妊治療と仕事の両立」を考える

不妊治療退職① 張りつめていたものが切れた瞬間
不妊治療退職②あのころの私に今伝えたい事
不妊治療退職③ 社会が出来る事

前回よりかなり時間が空いてしまいましたが、続き「不妊治療退職④」をお届けします。

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不妊で悩む人が5.5組に1人
体外受精で産まれる子どもが18人に1人を切った今…
不妊治療は他人事ではなくなってきました。

1人誰にも相談できず悩みながら仕事を続けている女性がいるかもしれない
奥さんと一緒に検査に行きたいけど、その為の休暇を申し出られない男性がいるかもしれない
夫婦で不妊治療を進めるなら、不妊治療休暇は決して女性だけの問題ではない

不妊治療退職を防ぐ為に今私たちは何が出来るのか?
行政だけではなく、企業だけではなく、個人だけではなく、3者が手を取り合って進めていかなければならない時期に来ているのではないのでしょうか?

 

 

不妊治療退職を防ぐ為に個人ができること

さて前回は行政による社会支援や企業の支援について書きましたが、今回は個人として取り組みたいこと。

それはキャリアプランと同時にライフプラン、ヘルスケアについても同時に考えるということ

正直10代、20代は無理が効く時期です。
妊娠や不妊と言われてもピンときません。
社会でキャリアを積んでいく事、夢や目標を追いかけることに必死な時期だったりします。

私自身もそうだったからその気持ちは痛いほどわかります。

仕事が楽しくて楽しくて仕方なかった20代
それこそ、寝る間も食事の時間も惜しんで働いていた時期がありました。
食べながら移動できる(行儀が悪いですが…)パンやコーヒーやチョコレートを食事として好んでいた時期もありました。
結婚願望もなければ、子どもが欲しいなんて考えたこともなかった

ただただ目の前の仕事に無我夢中

避妊を辞めれば子どもは出来るもんだと思っていたし、少々の生理不順も生理痛も見て見ぬふり。生理が止まりさえしなければいいや…そんな風に気軽に考えていました。

私の20代はライフプランもヘルスケアも考えたことすらなかった20代でした。
もちろん自分の身体を労わるなんて発想もありませんでした。

だからこそ20代の間に
・産み時があることを知る事
・卵子は年々減少していくことを知る事
・いつでも産めるわけではないことを知る事
・妊娠や不妊の基本的な知識を持った上でライフプランを立てること
・生理や基礎体温等を通して自分の身体の状態を把握しておくこと
・生理等の不調は放置せず、生活習慣の見直しや適切なタイミングで受診をすること
・自分で自分の健康管理、ストレスマネージメントが出来るようになること

ライフプランやヘルスケアに目を向ける事が大切になってきます。

自分で自分の健康管理が出来なければ、どれだけ行政や企業が制度や支援を整えてくれても結局は授かるまでに多くの時間を費やしたり、授かれなかったという結果になりかねないから…

 

 

不妊治療退職を防ぐ為に「不妊治療と仕事の両立」を考える

結局のところ、行政・企業・個人 3者が手を取り合いながら「不妊治療と仕事の両立」を考えることが必要になってくるのではないでしょうか?

・不妊治療支援を取り入れた企業を行政がサポートする仕組み
・行政が主体となって「不妊治療と仕事の両立」について学べる場をつくる
・企業の人事を担当する人たちが行政の提供する場で学び社内に落とし込んで、各企業に適した制度をつくっていく

業務形態も違えば、規模も従業員数も違う。年齢構成も男女構成も違う。
リモートワークが可能な仕事なのか?フレックスが適用できる仕事なのか?
人員に余裕がある会社なのか、それともないのか?

企業一つ一つ条件がまったく違う

国や行政が決めてしまってもすべての会社が同じように運用できるとは限らない
形だけの制度になってしまわないように、会社に応じた支援の仕組みをつくっていく事が必要になってくる。

と同時に社内での研修も必要になってくる。実際に使う側が理解してなければ結局は形だけの仕組みになりかねないからだ。

また制度を使う方にも正しい不妊治療の知識が必要になるだろうし、自分で自分の治療の見通しをある程度立てる力も必要になってくる。また制度を使う期間を決めてもらう事が必要になってくるかもしれない。

5年、10年と通院の支援を出来る企業もあれば、やはり2年、3年が限界だという企業も出てくるだろう

そんなところも一つ一つすり合わせて制度を整えていく必要がある

しかし何より必要なのは一人で退職しようかどうしようか悩んでいる社員に、適切な知識と情報を持って「話しを聞くよ いつでも相談にきて」と言える人材が社内にいることではないかと思う。

これが不妊治療と仕事を両立させる第1歩ではないかと考える。

そしてもう1つ大切なことはこの問題は女性だけの問題ではないということ。
男性も不妊検査や人工授精・体外受精と進むと治療の為に今後は休暇が必要になってくる。

 

不妊治療と仕事の両立を考えるセミナー

企業・行政様のご要望に応じた形でセミナーや研修・カウンセリング等の支援活動を行っています。

企業・行政様向けへの講座開催案内
≪企業様向け≫
不妊治療と仕事の両立に悩んでいる女性をなんとかしてサポートしたい。そんな風に悩まれている企業様のお手伝いをさせて頂きます。
例)
・社内での不妊相談・不妊カウンセリングの実施
・女性向け健康セミナーの実施
・管理職向け不妊基礎知識講座の実施
など、企業様のご要望に応じて講座のアレンジをさせて頂きます。

≪行政様向け≫
例)
・当事者向け 妊活・不妊の基礎知識講座
・企業様向け、不妊治療連絡カードの説明会 など

過去開催実績
3月17日 滋賀県大津市男女共同参画センター主催 『これから妊活をはじめる人向けの基礎講』開催
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妊活・不妊相談のご案内

対面でのご相談は滋賀・京都で行っております。
遠方の方はZoomでのご相談も可能です。
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≪プロフィール≫

笛吹 和代

171121_隨帛聖縺輔s驥取搗縺輔s謦ョ蠖ア蛻・2017-11-21_12-39-49

関西を中心に活動し、臨床検査技師の国家資格を保有する、日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー

自身の不妊治療退職をきっかけに「働く女性の不妊治療退職ゼロ」を目指して、妊活や不妊の悩む女性の個別相談を行ったり、セミナー講師として活動したり、妊活や不妊をサービスとする専門家向けの講座も行っている。
会社員時代は従業員教育訓練責任者として200名余りの従業員に定期的に社内研修を行ったり、社内研修カリキュラムを考案したりしてきた経験を持つ。

また、働く女性向けサイトで妊活コラムも担当

2017年5月 医療職とファイナンシャルプランナーによる妊活や不妊で悩む女性を支援するプロジェクトチームを立ち上げる。2018年9月には第1回目の妊活イベント「ワタコレ」を関西で開催し100名を超える方で当日はにぎわった

≪経歴≫
1979年滋賀に産まれる
不妊治療の末2012年に男児を出産

子どもの頃から身体の仕組みに興味があり、医療系の学部に進学する。
卒業後は検査センターで様々な検査や健診に携わったのち、製薬メーカ・化粧品メーカで専門職として勤務する。28歳で結婚、29歳から妊活をスタートするものの妊娠にたどり着かず、32歳で前職を退職し、33歳で第1子を出産

その後健診現場に復帰するが、自身の経験から不妊で悩む女性の支援をしたいと事業をスタートさせる。現在は当事者支援と不妊予防を伝える事に力を入れている。

≪講座開催実績≫
2015年より自身で講座主催をする傍ら
大津市男女共同参画センター様、漢方薬局様、鍼灸師団体様 カルチャーセンター等で妊活や不妊、女性の身体に関する講座を開催

≪コラム掲載≫
奈良の子育て応援アプリ「ぱーぷるmama」にてコラム掲載
専門家によるパパママ応援サイトIKU♡LOVEにてコラム掲載
NAILIST JOBで女性向け コラム掲載
働く堅実女子のお悩みサイトsuits-womanで妊活コラムを担当

≪取材実績≫
日本成人病予防協会 妊活ページ取材

≪ラジオ出演≫
インターネットラジオ fmGIG 「マゴちゃんのツナガリっちょラジオ」出演
インターネットラジオ fmGIG 「コトリカの輝くママきっぷ 」出演

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