不妊カウンセラーへの道のり④ 私が目指す不妊支援の世界

今までの話はこちら…
不妊カウンセラーまでの道のり① 不妊カウンセラーを目指したきっかけ
不妊カウンセラーまでの道のり② 病院に所属しないという選択をしたわけ
不妊カウンセラーまでの道のり③ 不妊カウンセラーになる為には

これでこの話は最後になります。
私が病院に所属しない不妊カウンセラーを選択したのは、病院以外の場での不妊支援を広めたかったからです。

私が不妊に悩み始めたのが10年前でした。
10年前と比べると格段と不妊に関する情報も増え、それと共に認知もあがりました。また不妊治療を行っているクリニックも増え、私の住む滋賀でさえ倍ぐらいに増えたのではないでしょうか?
それと同時に、カウンセラーが在籍しているクリニックも増えましたし、不妊治療に関する勉強会を開催しているクリニックや多職種連携を図っているクリニックも増えました。

しかし、充実されていくのはクリニックの内部ばかり。
一歩、社会に出てしまえば…まだまだ支援は十分だとは言えません。

だからこそ私は・・・・

気軽に相談できる場をつくる
行政主体で相談できる場、学べる場をつくる
企業内で相談できる環境をつくる
不妊で悩む前に学べる場をつくる

そんな社会で不妊で悩む人を支援できる場をつくりたいと考えています。

img_7548

先日の国際女性デー購入したSDGsのバッジ
持続可能な社会をつくる為には、不妊の問題は切っても切り離せない問題だと考えています。

社会問題の一つとして取り組んでもらえるように働きかけるのも自分自身の役目1つなのかな?と最近は思います。

 

 

どこでも気軽に相談できる環境づくり

これは私自身が当事者だった頃からずっと思い続けてきたこと。
なぜ?これほどまでに不妊に関して相談する事のハードルが高いのだろう…と。

そもそも医療に絶対という保証はないのだけど、でも不妊治療はさらに特殊な世界。
自由診療の為全額負担なのに、病院によって治療方針は千差万別、成功しなくても「今回は残念でしたね」の一言で済まされる状況。
よくわからないまま、そもそも治療を続けるべきか?転院するべきか?もう辞めるタイミングか?そんな事も誰にも相談出来ないまま高額な治療が続けられる現状。

決して不妊治療を否定しているのではありません。
10年で変わった部分もたくさんあります。
でも、誰にもどこにも相談できずSNSでつぶやき続け、当事者同士で情報交換をしたり、話を聞いて(この場合は読んで)もらったりするのが今の現状です。

ここに正しい知識と情報をもった専門家が介入できれば…
もっと不妊治療で悩む人の状況が改善するのではないか?そう思ったことが何度もあります。

現在サプリメント会社様からのご依頼で顧客向けの電話相談を行っています。
多くのご相談内容がサプリメントや体質改善などの話しではなく、ステップアップのタイミングや転院ついてのご相談。

クリニックでは中々聞けなくて…とご相談くださる方も少なくありません。

今はこのサプリメント会社様からのご依頼と個人で行っている個別相談と言う場でクリニック以外での相談の場を提供していますが…

これをもっと、各市町村や企業内などもっと身近な場所に広げていくのが今後の私の目標です。
1人では出来ないので最終的には人材育成などが必要になってくるのでしょうが…
まずは、そういう取り組みをしたいと思ってもらえる行政や企業を1つでも増やしていきたいと考えています。

171121_白衣・2017-11-21_12-17-32

 

 

妊娠・健康・不妊について学べる場をつくる

多くの方の場合、当事者になるまでなぜか?不妊に関しては他人事であることがほとんどです。10代、20代は無理も効く事からついつい自分の健康管理については後回し。

女性なら、月経不順も生理痛もごまかしながら過ごしている人も少なくないのではないでしょうか?

「予防」には意識がいかず、いざ病気や不妊になってから慌てる…それが一般的な状況なのかもしれません。
なぜ、当事者になってから慌てるのか??
それは「知らない」ということが大きく影響しているのではないか?と思うのです。

知っていれば少しは意識することも、気を付ける事も出来るのですが…知らなければそのような手を打つ事すら考えることは出来ません。

だからこそ「学べる場」をつくることは必須

そしてこのように「学べる場」がないから、ネットやSNSの様々な情報に惑わされる人が増えるのではないでしょうか?
ネットリテラシーの向上を唱えるのであれば、正しい知識や情報を学べる環境づくりも同時に必要になってきます。

特に、妊活・不妊の分野では様々な情報が散乱しているからこそ…
そういう場が必要になってくるのではないかと思います。

img_4730

 

 

理解ある社会を目指して

そして最後は不妊に悩むカップルに理解ある社会を目指して…

まだまだ偏見を持った言葉や理解のない一言に傷つくカップルは少なくありません。私自身も「人手不足の今、退職までして不妊治療をする必要なんてないのでは?そのうち妊娠するよ…」と社内ではそれなりに立場のある人から無責任な言葉をかけられた一人です。

腹が立った、悲しかった…というよりはこれが社会の認識なんだなと感じた事を覚えています。

そしてまた、この感覚が不妊治療と仕事の両立を阻んでいる大きな要因だとも感じます。

諸般の事情ですべての会社が同じように不妊に悩む女性を支援することは難しいでしょう。
でも、やはり女性活躍を掲げるのであれば出産・育児の支援だけではなく、不妊や妊娠に関する支援も今後はもっと必要になってくるのではないかと思います。

子供を持つ、持たないは個々の考えであり、個々の選択です。
この事に、周りが口を出しにくい事もわかります。
でも、これだけ働く女性が増えた今、キャリアプランとライフプランを一緒に考える必要があります。

だからこそ、企業は社会は相談されたらいつでも対応できる環境を整えておくことが必要であり、その為の知識を習得しておく必要があるのではないかと思います。

周りに遠慮していたら妊娠のタイミングを逃してしまった結果、不妊に悩むという女性が1人でも減らしていきたい。そんな取り組みをしていきます。

妊活・不妊相談のご案内

対面でのご相談は滋賀・京都で行っております。
遠方の方はZoomでのご相談も可能です。
平日夜間の相談もお受けしています(月2枠のみ)
また、土日で、滋賀県東近江市まで来て頂ける方に限り夜間のご相談も受けていますので気軽にご相談ください。

詳しくはこちらをご確認ください
遠回りをしない 妊活・不妊治療の進め方 個別サポート

171121_白衣・2017-11-21_12-17-32

公式HP募集中の講座取材依頼企業向け不妊治療と働き方研修飲食店向け衛生管理研修微生物に関するブログプロフィール

バナー

≪プロフィール≫

笛吹 和代

171121_隨帛聖縺輔s驥取搗縺輔s謦ョ蠖ア蛻・2017-11-21_12-39-49

関西を中心に活動し、臨床検査技師の国家資格を保有する、日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー

自身の不妊治療退職をきっかけに「働く女性の不妊治療退職ゼロ」を目指して、妊活や不妊の悩む女性の個別相談を行ったり、セミナー講師として活動したり、妊活や不妊をサービスとする専門家向けの講座も行っている。

また、働く女性向けサイトで妊活コラムも担当

2017年5月 医療職とファイナンシャルプランナーによる妊活や不妊で悩む女性を支援するプロジェクトチームを立ち上げる。2018年9月には第1回目の妊活イベント「ワタコレ」を関西で開催し100名を超える方で当日はにぎわった

≪経歴≫
1979年滋賀に産まれる
不妊治療の末2012年に男児を出産

子どもの頃から身体の仕組みに興味があり、医療系の学部に進学する。
卒業後は検査センターで様々な検査や健診に携わったのち、製薬メーカ・化粧品メーカで専門職として勤務する。28歳で結婚、29歳から妊活をスタートするものの妊娠にたどり着かず、32歳で前職を退職し、33歳で第1子を出産

その後健診現場に復帰するが、自身の経験から不妊で悩む女性の支援をしたいと事業をスタートさせる。現在は当事者支援と不妊予防を伝える事に力を入れている。

≪講座開催実績≫
2015年より自身で講座主催をする傍ら
大津市男女共同参画センター様、漢方薬局様、鍼灸師団体様 カルチャーセンター等で妊活や不妊、女性の身体に関する講座を開催

≪コラム掲載≫
奈良の子育て応援アプリ「ぱーぷるmama」にてコラム掲載
専門家によるパパママ応援サイトIKU♡LOVEにてコラム掲載
NAILIST JOBで女性向け コラム掲載
働く堅実女子のお悩みサイトsuits-womanで妊活コラムを担当

≪取材実績≫
日本成人病予防協会 妊活ページ取材

≪ラジオ出演≫
インターネットラジオ fmGIG 「マゴちゃんのツナガリっちょラジオ」出演
インターネットラジオ fmGIG 「コトリカの輝くママきっぷ 」出演

講師・取材・執筆依頼は下記からお問い合わせください
お問い合わせ先

 

広告