不妊カウンセラーまでの道のり③ 不妊カウンセラーになる為には

今までの話はこちら…
不妊カウンセラーまでの道のり① 不妊カウンセラーを目指したきっかけ
不妊カウンセラーまでの道のり② 病院に所属しないという選択をしたわけ

今回は不妊カウンセラーの資格を実際に取得する方法についてお話ししていきたいと思います。

ちなみにここで言っている不妊カウンセラーとは日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラーになります。

他にも学会関連の資格や民間の妊活に関する資格が多数あります。
どこの資格を選ぶかは個々の判断ですが、お金を払って講座を受講すれば取得できる資格もあるので注意が必要です。

またその反面、受験資格が制限されているものもありますので資格取得を考えている方はしっかりとチェックする必要があります。

時折資格取得に関してお問い合わせをいただくことがあるので参考になれば幸いです。
(募集要項等は各HPで確認してくださいね)

 

 

日本不妊カウンセリング学会を選んだ理由

一番の理由は組織としての信頼性です。医師を中心とした様々な医療者や不妊に関わりのある人達で構成されている会だということでした。

そしてもう一つは正しい、適切な最新情報を常に学べる場であるということも日本不妊カウンセリング学会のカウンセラーを選んだ理由です。

認定を受けるのにきちんと試験があったこと
お金を払って講座を受講すれば受かるような資格ではなかった事も大きな理由です。

それと一番大切なのは理念に共感したということ
私の場合、不妊カウンセリングを行うだけではなく、妊娠や不妊に関する正しい知識と情報の啓蒙活動が行いたいという思いがあったのもこの学会を選んだポイントでした。

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不妊カウンセラーになる為には

まずは学会指定の養成講座を2日間×3回受講する必要があります。
これは毎年6月と10月に東京で開催されます。

生殖医療の知識から、カウンセリングの知識、その時その時にあわせた話題、特別養子縁組などの話も聞きます。
他には、東洋医学の事例発表や、カウンセラーとしての実際の取り組み、統計学、情報リテラシーなど本当に内容は多岐にわたります。

ここで3回受講すると認定試験の受験資格が得られます。
と言っても、受講しただけでは受かることはかなり難しいのではないかと思います。

到達目標がこちらに記されていますので受験を考えておられる方は一度チェックしてみてください。
不妊カウンセラー到達目標

見て頂いたらわかると思いますが、内容がかなり多岐にわたります。そして当たり前ですが知識や情報はエビデンスに基づいたものでなければなりません。

妊活に関してはオリジナルメソッドがあちこちに散在していますが、それらとは一線を画するものになっています。

試験は、12月~3月の間で大阪、福岡、仙台、東京で行われます。
私がチェックしていた間は大阪が最初、東京が最後でした。
試験内容は、筆記試験と面接試験。筆記試験に限り同じ年度内で2回まで受ける事ができます。

なのでよほど自信がない限り、最後の東京での1回勝負は避けて、どこかで先に受ける事をお勧めします。
ちなみに私は大阪で受験したのですが…遠方から来られている方もたくさんいらっしゃいました。

合格率は…正式には出ていませんが私が受験した大阪会場は5割前後って感じでしょうか?
(ざっと数えてみたのですが…)
年度内に2度受験出来る事から、他の会場での合格率はもう少しあがるのではないかな?と思います。

 

 

不妊カウンセラーになる為の勉強方法

クリニックや病院に勤務されている方は既に合格されている先輩から学ぶのが一番です。
きっと過去問等もお持ちでしょうからそれらを貰って勉強するのがお勧めです。

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さて、悩むのはクリニックや病院等に所属していない私達のような人。
若しくはクリニックや行政で誰も有資格者がいない方

まずは、上にあげた到達目標の内容を1つ1つ理解していくのが一番確実な方法です。

そのためには何冊か専門書を購入する必要があります。
私はかなり持っていますが、特に利用したのは4冊ほどでしょうか?

生殖の基礎、内分泌系の本、不妊治療に関する本、女性の身体(婦人科学)関連を揃えておくと良いかなと思います。

養成講座の過去のテキストに過去問が掲載されている号があるので、そういう号を購入しておくと良いと思います。
後は、12月に大阪で基礎講座が行われますので受講をお勧めします。
なんだかんだ言っても…最後の勉強の追い込みに役に立ったのはここでのテキストでしたから。

試験の年に受講する人、前年度に受講する人様々なようですが…
私は先にテキストが欲しかったのと、大阪会場は基礎講座の翌日が試験だったので前年度に受講しました。私は前日は一人で勉強したいタイプなので…

ただ、受験チャンスが年に2回あるので大阪で基礎講座を受けて翌日に試験を受ける方も一定数いらっしゃったように思われます。ここでダメでも他の地域で受験できますから。遠方だとそういう選択もありなのではないかと思います。

後、大切なのが自分の考えや成功事例に凝り固まってしまわないことです。
あくまでもそれは事例の一つであり、エビデンス的には非常に弱いものになってしまいます。筆記試験はうかっても面接で突っ込まれてしまいかねませんので注意が必要です。

受験時には志望動機を提出しますが、ここも偏った知識や思いにならないようにすることが必要です。
カウンセリング学会の養成講座ではエセ科学という演題で講義が行われた事もあります。
そういう事も踏まえて志望動機をまとめることが必要になってきます。

ただ試験に受かるのはあくまでも一つの通過点であって、合格すること自体が目標ではありません。
ご相談くださる方により良い、そしてより適切なアドバイスが出来るように、社会全体に必要な正しい知識を啓蒙できるように、合格後も日々勉強していくことが大切なんだと思います。

資格はあくまでも必要とされている最低限の知識の習得を認めますという証明みたいなものかなと思っています。

さて、最後は私が目指す不妊カウンセリングについて書いていきたいと思います。

妊活・不妊相談のご案内

対面でのご相談は滋賀・京都で行っております。
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≪プロフィール≫

笛吹 和代

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関西を中心に活動し、臨床検査技師の国家資格を保有する、日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー

自身の不妊治療退職をきっかけに「働く女性の不妊治療退職ゼロ」を目指して、妊活や不妊の悩む女性の個別相談を行ったり、セミナー講師として活動したり、妊活や不妊をサービスとする専門家向けの講座も行っている。

また、働く女性向けサイトで妊活コラムも担当

2017年5月 医療職とファイナンシャルプランナーによる妊活や不妊で悩む女性を支援するプロジェクトチームを立ち上げる。2018年9月には第1回目の妊活イベント「ワタコレ」を関西で開催し100名を超える方で当日はにぎわった

≪経歴≫
1979年滋賀に産まれる
不妊治療の末2012年に男児を出産

子どもの頃から身体の仕組みに興味があり、医療系の学部に進学する。
卒業後は検査センターで様々な検査や健診に携わったのち、製薬メーカ・化粧品メーカで専門職として勤務する。28歳で結婚、29歳から妊活をスタートするものの妊娠にたどり着かず、32歳で前職を退職し、33歳で第1子を出産

その後健診現場に復帰するが、自身の経験から不妊で悩む女性の支援をしたいと事業をスタートさせる。現在は当事者支援と不妊予防を伝える事に力を入れている。

≪講座開催実績≫
2015年より自身で講座主催をする傍ら
大津市男女共同参画センター様、漢方薬局様、鍼灸師団体様 カルチャーセンター等で妊活や不妊、女性の身体に関する講座を開催

≪コラム掲載≫
奈良の子育て応援アプリ「ぱーぷるmama」にてコラム掲載
専門家によるパパママ応援サイトIKU♡LOVEにてコラム掲載
NAILIST JOBで女性向け コラム掲載
働く堅実女子のお悩みサイトsuits-womanで妊活コラムを担当

≪取材実績≫
日本成人病予防協会 妊活ページ取材

≪ラジオ出演≫
インターネットラジオ fmGIG 「マゴちゃんのツナガリっちょラジオ」出演
インターネットラジオ fmGIG 「コトリカの輝くママきっぷ 」出演

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