よくある妊活相談③ 妊活と睡眠の関係について

妊活や不妊治療のご相談を受けていて、治療の進め方や、転院についてなどのご質問の後で大抵聞かれるのが生活習慣のこと。

その中でも多いのが「睡眠」についての質問です。特に妊活・不妊関連ではこの「早寝」を推奨する傾向にあります。
でも、みなさん、お仕事やご主人の帰宅の関係もありますからそんなに早くは寝れません…とこぼされます。
そして、「早く寝ないから、妊娠しないのですか?」と…

そんな妊活と睡眠の関係について書いていきたいと思います

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22時までに寝なきゃいけないって本当?

「22時までに寝ましょう」そんな話を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
これが妊活・不妊になると、21時までに、20時台には…とかなり極端なものまで出てきます。

なぜ?22時までに寝ましょうと言われた時期があったのでしょうか?
22時~2時までが睡眠のゴールデンタイムと言われた時期があったからです。
美容雑誌等で目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

しかし、睡眠についてはまだまだわかってない事も多く俗説が多いのも事実。

現在では睡眠のゴールデンタイムは無いと言うのが一般的な考えのようです。

なぜ、このような俗説が産まれてしまったのかは、話が長くなるので割愛しますが実験の偏りによるものだったそうです。

先日読んだ「日経サイエンス 2019年06月号」では覚醒のピークは21時、その後23時に向けて急激に睡眠への準備状態に入っていくと書かれていましたし、少し前に流行った本では「睡眠時間は気にしなくて良い」なんていう本もありました。

実際、妊活や不妊において「22時」までに寝たからと言って「妊娠率」があがったというデーターはありません。
あくまでも個々の体験談に過ぎません。その方達は、もしかしたら23時寝ていても、24時に寝ていても妊娠したかもしれません。比較実験がされていなものに関してはなんとも言えないのです。

それに妊活や不妊に悩むことなく妊娠している方の多くは、何時に寝るなんて気にしていない人がほとんどです。

 

まずは「睡眠時間」をしっかりと確保してみませんか?

何時に寝るより、妊活や不妊治療中の方に意識してほしいのが「睡眠の質」と「時間」です。
日本人は全体的に睡眠時間が足りていないと言われています。

みなさんはどうでしょうか?
翌朝、すっきりと目覚めることは出来ますか?
日中、眠くてしかたないということはありませんか?

そんな場合は「睡眠時間」が足りていないのかも?
もしくは睡眠の質が低下して熟睡出来ていないのかもしれません。

ちなみに私は22時に寝ると大抵夜中の2時~3時に目が覚めてしまい、もう一度寝ようとするものの、結局すぐには寝つけずに翌日スッキリしない事も・・・
それよりは、24時頃に寝た方が翌朝までぐっすり寝れてスッキリ起きることが出来ます。

何時に寝るに振り回されずに、自分にあった睡眠パターンをみつけてくださいね

 

大切なのは何時に寝るより「睡眠の質」

ただ、では「睡眠」はまったく気にしなくて良いのか?というそういうわけではありません。
「メラトニン」という睡眠ホルモンと「不妊」の関係については多くの研究がされています。

その為、睡眠の質を高めることがが妊娠しやすい状況をつくるのではないかとも言われています。

睡眠の質を高めるために出来る事とは・・・
・寝る直前までスマホなどのブルーライトを浴びない
・寝室は暗くして眠る
・眠る前はリラックスして眠りに入りやすい環境をつくる

今日も22時までに寝れなかった・・・とイライラするより、ゆったりとした時間を過ごしながら気持ちよく眠る工夫をしてみてはいかがでしょうか?

また、寝室が暑すぎたり、寒すぎても寝にくいもの。
そんな睡眠環境を整えてみてもいいかもしれません。

ちなみにカフェインは様々な意見がありますが、寝る前に飲むと眠りにつけない人は夜はノンカフェインの飲み物をお勧めします。

ちなみにアルコールの過剰摂取は睡眠の質を下げますので、お酒はほどほどにしておいた方が良いと思います。

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家族を無視してまで22時に寝る必要がある?

睡眠の話をしていると「家族の帰宅を待ちたい」という話をよく伺います。
これは、ご主人が何時に帰宅するのかにもよるのですが、「その時間まで起きているのがつらくなければぜひ、起きて待っていてあげてください」とお答えしています。

もちろん、眠くて仕方ない方、翌日に差しさわりのある方は寝てくださいね。

まず一番心配なのが「妊活の為、妊活の為・・・」となると、ご主人の気持ちが離れていってしまう可能性があることです。夫婦のコミュニケーションなくしてなんのための「妊活」なんでしょうか?

起きて待っている。少し会話をする。そこから先に寝るでもいいのではないかと私は思います。
そして、ぜひその待っている時間はスマホやパソコンなどブルーライトを浴びることばかりではなく、少しゆったりとした時間を過ごしてみても良いのでないかな?と思います。

長時間労働による深夜帰宅なのであれば、そこの改善をしてほしいとは思いますが…
個々に様々な事情がありますから、まずは自分の生活にあった妊活を選んでほしいと思います

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≪プロフィール≫

笛吹 和代

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関西を中心に活動し、臨床検査技師の国家資格を保有する、日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー

自身の不妊治療退職をきっかけに「働く女性の不妊治療退職ゼロ」を目指して、妊活や不妊の悩む女性の個別相談を行ったり、セミナー講師として活動したり、妊活や不妊をサービスとする専門家向けの講座も行っている。

また、働く女性向けサイトで妊活コラムも担当

2017年5月 医療職とファイナンシャルプランナーによる妊活や不妊で悩む女性を支援するプロジェクトチームを立ち上げる。2018年9月には第1回目の妊活イベント「ワタコレ」を関西で開催し100名を超える方で当日はにぎわった

≪経歴≫
1979年滋賀に産まれる
不妊治療の末2012年に男児を出産

子どもの頃から身体の仕組みに興味があり、医療系の学部に進学する。
卒業後は検査センターで様々な検査や健診に携わったのち、製薬メーカ・化粧品メーカで専門職として勤務する。28歳で結婚、29歳から妊活をスタートするものの妊娠にたどり着かず、32歳で前職を退職し、33歳で第1子を出産

その後健診現場に復帰するが、自身の経験から不妊で悩む女性の支援をしたいと事業をスタートさせる。現在は当事者支援と不妊予防を伝える事に力を入れている。

≪講座開催実績≫
2015年より自身で講座主催をする傍ら
大津市男女共同参画センター様、漢方薬局様、鍼灸師団体様 カルチャーセンター等で妊活や不妊、女性の身体に関する講座を開催

≪コラム掲載≫
奈良の子育て応援アプリ「ぱーぷるmama」にてコラム掲載
専門家によるパパママ応援サイトIKU♡LOVEにてコラム掲載
NAILIST JOBで女性向け コラム掲載
働く堅実女子のお悩みサイトsuits-womanで妊活コラムを担当

≪取材実績≫
日本成人病予防協会 妊活ページ取材

≪ラジオ出演≫
インターネットラジオ fmGIG 「マゴちゃんのツナガリっちょラジオ」出演
インターネットラジオ fmGIG 「コトリカの輝くママきっぷ 」出演

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