妊活相談⑤ 悩んだ時誰に相談しますか?

妊活や不妊治療で悩んだ時、誰に相談しますか?
相談できる人や場所を持っていますか?
実は妊活や不妊治療を進める上で、気軽に相談できる場や人を持つ事は大切な事の一つになります。

では、実際に悩んだ時多くの人はどのように対処していくのでしょうか?

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まずはネットで…と言う人がほとんど

こちらの記事
よくある妊活相談④ ネットで調べたのですか・・・
でも書いたのですが、多くの人はまずはネットやSNSで情報収集をします。

まだ、グーグル等で検索する場合は公的機関や大学病院・各クリニックのHPなどある程度医学的根拠に基づいて書かれた記事に辿りつける事もあるのですが…
(個人クリニックに関してはドクターの見解によって内容が大きく左右されることがあるので注意が必要ですが…)

今は検索サイト(グーグルやヤフー等)を利用せずにSNSで直接検索する人も少なくないとか…
実際にSNSを見ていると、妊活や不妊治療の進め方に関する質問も少なくありません

みかける質問内容としては…
・人工授精を3回しましたが次はどうしたらいいですか?
・卵子を凍結出来なかったのですがみなさんならどうしますか?
・クリニックを転院した方がいいですか?
・誘発方法を変えた方がいいですか?
・そろそろ病院に行った方がいいですか?
・生理周期が長いのでどうしたらいいですか?  等々
(表現は少し変えてあります)

もちろん一般的な内容でよければ答えられる内容もあるでしょう。しかしほとんど個々の状態にあわせて考えていかなければならない内容ばかりです。
年齢や治療歴、不妊検査の結果など…簡単に答えられる内容ではありません
不妊治療の知識に詳しい専門家が「一般的には」と前置きして答えるのであればまだしも、経験者同士が答えているのでは、あくまでも「体験談」にすぎません

以前こちらの記事でも書きましたが…
「不妊治療コミュニティに潜む落とし穴」
当事者コミュニティ間の情報交換には注意が必要です。

 

クリニックに通っている人は…まずはクリニックで

当たり前な回答を…と思われるかもしれませんが、クリニックに通っている人はまずはクリニックで相談しましょう。

治療の事であれば医師に聞くのが一番ですが、中々聞きにくい…という方も多いかと思います。
また、先生が忙しそうで切り出すタイミングがない…なんて方もいるかもしれませんね。

まず、質問したい事は一問一答方式でノートやメモにまとめていきましょう。
そうすることで質問することも整理出来ますし、自分が何を理解できていないかもわかります。

それでもやっぱり先生には質問出来ない…という場合は、看護師さんに聞くのも一つですし、受付で「先生か看護師さんに治療の事で質問したい事があるのですが、どうしたらいいですか?カウンセリングや相談ってお願いできるのですか?」と聞いてみてください。

クリニックによってはカウンセラーの方がいたり、看護師さんや専門のコーディネーターさんが対応をしてくれるクリニックもあります。

体外受精や顕微授精までステップアップを考えてクリニックを選ぶのであれば、相談や質問できる場を設けているクリニックを選ぶのも一つです。

また、質問に答えてもらえない、聞いても軽く流されてしまう、納得いく説明が得られない…
そんな場合は転院を考えるのも一つだと思います。
不妊治療は保険の効かない自由診療です。子供を授かるか、授からないかという大きな問題はありますが、治療を継続する、しないで自身の命に関わることはありません。
だからこそ、自身が納得していない治療を高額な費用を払ってまで続ける必要はなく、納得した説明をしてもらえるクリニックを選ぶ事も必要です。

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クリニックで相談出来ない場合はどうしたら良いの?

とはいえ、必ずしもすべての人がクリニックで相談できるとは限りません。
・これから治療をはじめようとしている場合
・転院を考えている場合
・近くにあまりクリニックがなくすぐに転院出来ない場合 など…

そんな時はまずは県等に設置されている不妊相談窓口を利用するのも一つの方法です。

厚生労働省のHPには「不妊専門相談センター事業の概要」というページがあります。
このページ内に全国の相談窓口が記載されていますので、そちらに相談するのも一つの手だと思います。

それ以外には、最近はLINEなどを使用して相談窓口を設けているサービスも増えています。
不妊専門の看護師やカウンセラーを配置しているところをうまく活用するのも一つの方法だと思います。

私の方でも個別相談を受けておりますので、もしよろしければご利用ください

 

まとめ

本来、不妊治療とは自分が納得したうえで進めていくものです。10年前よりは少しはましになったのかな?とは思いますが、まだまだきちんと説明を受けながら治療を進めてくれるクリニックはそう多くはありません。

都市部であればそのようなクリニックも増えてはきていますが…
とはいえまだ一部

多くの人はモヤモヤを抱えながら治療を進めているのが現状なのだと思います。

お世話になっているクリニックだからこそあれこれ聞けない…
そんなお話しも伺いますし、そのような気持ちもよく理解できます。

だからこそ第三者的な相談機関の充実が必要なのではないかなとも思います。

もちろんSNSもうまく活用すれば、当事者にしかわからない悩みを共有出来たり、時には愚痴や不満を吐きだす場にもなります。
また、HP等では見えてこないクリニック情報の交換にも有効です。

SNSやネットは一般的な情報や個別判断が必要ない分野においてうまく活用していければ良いのではないかと思います。

次回はたくさんある妊活や不妊治療の書籍類の選び方についてお話しします。

妊活・不妊相談のご案内

対面でのご相談は滋賀・京都で行っております。
遠方の方はZoomでのご相談も可能です。
平日夜間の相談もお受けしています(月2枠のみ)
また、土日で、滋賀県東近江市まで来て頂ける方に限り夜間のご相談も受けていますので気軽にご相談ください。

詳しくはこちらをご確認ください
遠回りをしない 妊活・不妊治療の進め方 個別サポート

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公式HP募集中の講座取材依頼企業向け不妊治療と働き方研修飲食店向け衛生管理研修微生物に関するブログプロフィール

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≪プロフィール≫

笛吹 和代

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関西を中心に活動し、臨床検査技師の国家資格を保有する、日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー

自身の不妊治療退職をきっかけに「働く女性の不妊治療退職ゼロ」を目指して、妊活や不妊の悩む女性の個別相談を行ったり、セミナー講師として活動したり、妊活や不妊をサービスとする専門家向けの講座も行っている。

また、働く女性向けサイトで妊活コラムも担当

2017年5月 医療職とファイナンシャルプランナーによる妊活や不妊で悩む女性を支援するプロジェクトチームを立ち上げる。2018年9月には第1回目の妊活イベント「ワタコレ」を関西で開催し100名を超える方で当日はにぎわった

≪経歴≫
1979年滋賀に産まれる
不妊治療の末2012年に男児を出産

子どもの頃から身体の仕組みに興味があり、医療系の学部に進学する。
卒業後は検査センターで様々な検査や健診に携わったのち、製薬メーカ・化粧品メーカで専門職として勤務する。28歳で結婚、29歳から妊活をスタートするものの妊娠にたどり着かず、32歳で前職を退職し、33歳で第1子を出産

その後健診現場に復帰するが、自身の経験から不妊で悩む女性の支援をしたいと事業をスタートさせる。現在は当事者支援と不妊予防を伝える事に力を入れている。

≪講座開催実績≫
2015年より自身で講座主催をする傍ら
大津市男女共同参画センター様、漢方薬局様、鍼灸師団体様 カルチャーセンター等で妊活や不妊、女性の身体に関する講座を開催

≪コラム掲載≫
奈良の子育て応援アプリ「ぱーぷるmama」にてコラム掲載
専門家によるパパママ応援サイトIKU♡LOVEにてコラム掲載
NAILIST JOBで女性向け コラム掲載
働く堅実女子のお悩みサイトsuits-womanで妊活コラムを担当

≪取材実績≫
日本成人病予防協会 妊活ページ取材

≪ラジオ出演≫
インターネットラジオ fmGIG 「マゴちゃんのツナガリっちょラジオ」出演
インターネットラジオ fmGIG 「コトリカの輝くママきっぷ 」出演

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